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雑誌「飲食店経営」2019年1月号で弊社代表のリポートが掲載されました

いつもご愛顧いただきありがとうございます。
雑誌「飲食店経営」で弊社代表のリポートが掲載されました。
内容は「外国人雇用の未来とは」です。ぜひご一読くださいませ。

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「リクナビNEXTジャーナル」に弊社川口が取材されました。

いつもご愛顧いただきまして、まことにありがとうございます。
この度「リクナビNEXTジャーナル」に 弊社川口が取材されました。

こちらのリンクからアクセスできます。
「比較しない」と決めたから、新たな一歩を踏み出せた――私が外交官を辞め、
タイ料理店経営に挑戦した理由

https://next.rikunabi.com/journal/20180926_d01/

ぜひご一読くださいませ。

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学校の勉強と社会にでてからの勉強の違い

学校の勉強では大抵の場合、正解が用意されている。まずは知識を得ることが重要だし、
正解がなく順位をつけれないと入学試験などで合否を判定することは難しい。
そして答えを出すときに(特にテストのとき)、人にきいたり、人の答えをみると
カンニングしたと言われ怒られる。

一方、社会にでると状況は全く異なる。
必ずしも問題の正解は用意されていない。また、その正解は一つでないし、今、正解だと思っている方法も、実はもっとうまくいく方法が有ったりする。さらには、激しく変化する時代と価値観の中で、今日の正解が明日の正解であるとは限らない。
そして答えを出すときに、人にきいたり、人の答えを真似しても、必ずしも怒られない。むしろ効率的だとして褒められたり、人の話に耳をかたむける「素直な人」、「謙虚な人」と褒められたりする(もちろん、仁義のないパクリ、礼儀知らずなどは批判をうける)。

今の正解(現状)を否定する必要はない。ただ、今の正解(現状)を認めつつも、先人、先輩後輩に教えを乞い、お知恵を拝借して(我以外皆師)、常にもっと良い正解、変化に対応した新しい正解を模索し続けることが、大切だと思う。

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【社内向メッセージから:正解はわからないし、無いかも知れない。PDCAを廻し続ける、トライアンドエラーを続けることが正解】

店舗の運営、会社の経営について、判断を求められるケースが沢山あります。
社長だからわかるだろう、間違えないだろうと考えてくれる優しいスタッフも中にはいらっしゃるかもしれませんが、自分は自分自身のことを、ちゃんとした正解をバシバシだせるようなすごい経営者だとは到底思えません。

もちろん、一番長くスース―チャイヨーで働いてきた経験から、ある程度の最適解は出せるケースもありますし、また、最低でも、常に自己研鑽し、いかなる問題に対しても一所懸命考え対応することが責務であるとは思います。

しかしながら、最近は店舗勤務がないので店舗内の問題について的確な判断が下せるかどうかは自信がありませんし、また、全く正反対に、ずっとスース―チャイヨーで働いているので、お客様や最近入社した方が気づくようなことに気づかなくなっている可能性もあります。

ただ、そうだからと言って自信喪失しているわけではなく、むしろ社長だから、店長だから、リーダーだからと言って正しい判断をしろというのが土台無理な話だと思っています。

そもそも正しい判断などあるのかとも思います。その時々の状況である程度の最適解はあるとは思いますが、それも何年後かの自分やもっと経験を積んだ他の方からみたら、大した判断ではないかも知れません。
そうすると、リーダーとして何が大切かと考えますと、

①謙虚に皆から情報をあつめる
②情報を基に一所懸命に考える
③判断を下す
④やってみる
⑤やった結果を評価する
⑥うまくいかなければやり方を変える

とにかく、人の話を謙虚に聞いて考えて、うまくいく方法を仮定し、まずはやってみること、
すなわちPDCAを廻し継続すること、トライアンドエラーをし続けることが、何より大切なのではないかと思います。
正解はだれもわからないのですから、とにかく実行して結果をみるしかないということです。

また、その前提として、現状で完全に満足していたらPDCAをまわす必要もないでしょうから、現状を改善する意欲、現状に問題を発見する能力もリーダーとして必要でしょう。
そうすると、発生する問題は、忌み嫌うべきモノではなく、そのような改善意欲や能力を持たないリーダーに対しても気づきや学びを与えてくれる指導者のようなものなのかもしれません。

既にリーダーの立場にある皆様、これからそうなる皆様、決して完璧主義にならず、力を抜いて、今の自分自身そのままで勇気をもって決断し、実行してみて、やり直す、その繰り返しで、共に少しづつでも進歩していきましょう!

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幸運とは準備と機会が出会った時に生まれる(セネカ)

「準備」が大切だと思います。
「準備」の大切さについての名言も多いです。

 古代ローマに生き、皇帝ネロの家庭教師を務めたセネカは「幸運とは、準備と機会が出会ったときに生まれるものだ」と言ったらしいです。

 湾岸戦争当時、アメリカの元国務長官であったジェイムズ・ベーカー氏が自伝の中であげていた「Prior preparation prevents poor performance」という一節は忘れられない言葉です。

 ここ3年、静岡の精密機械メーカー、スター精密の佐藤会長の下で経営計画書づくりの合宿に参加させて頂いていますが、「運という動物は、頭がつるつるで前髪に一握りしか毛が生えてない動物である。前髪しかつかむところがないので、目の前に来た時には遅い、だから、あらかじめの準備が必要、それが長期計画である」ということをおっしゃられます。(女神でないことに、ちょっとガッカリですが)。

 最近、勉強させて頂いているのがディズニーランド。ディズニーランドの強さは、感動的なホスピタリティー力やサービス力、ショーの部分だけでなく、正確な客数予測にもとずく、バックヤードの運営、人の採用育成など、先を見越したうえでの「準備力」にあるそうです。毎日の来場者数2万人以上の中で来客数予測の誤差は数十名、あの忙しいレストランでの廃棄もほとんどないそうです。

 ひるがえって、私たちスースーチャイヨーですが、「店長の仕事は準備業、準備8割、実行2割」と定義し、準備の大切さをうたい、しっかりと準備するよう取り組んでいます。

 しっかりとした「準備」が「機会(お客様のご来店からのお客様満足を得る機会)」と出会った時、「お客様満足」につながれば、その結果、またご来店いただいて「客数増」⇒「売上増」となる。それが給与や働き甲斐といった「私たちの幸せ」につながり、その中で、私たちのミッション「タイ料理の普及による社会貢献」が達成され、全体(お客様、私たち、社会)が、「幸福」へつながっていくと信じています。

 具体的なこととしては、毎日の営業時間1時間ごとにお客様の来客数を予測し、ご来店いただくお客様に喜んで頂くために、必要なスタッフと食材を準備する試みを継続しています。

 スタッフの準備についていえば、10人ご来店いただけるのなら、ホールスタッフ2名、キッチンスタッフ2名でお出迎えしよう、20人ご来店いただけるのなら、ホールスタッフ3名、キッチンスタッフでお出迎えしようなどと来客数に応じでスタッフの数の基準を決めています。この基準は、人件費の数字ではなくお客様に満足いただける十分な人数か否かで決めています。ですので、その時のスタッフの仕事の習熟度に応じて基準からずれるケースも往々にしてあります。
 また、実際の接客においても、それぞれのスタッフがしっかり準備できていれば、先を予測し常に先回りした接客、お客様に呼ばれない、後手に回らないサービスが出来、結果、お客様も満足され、スタッフも必要以上に疲れず、元気に働けるのではないかと考えています。

 食材についていえば、私たちはプロの調理人による店舗での手作りの料理を売りにしていますから、例えばランチでお客様が100人ご来店いただけると予想したなら、それに見合ったお肉や野菜を準備しています。準備が少なすぎて品切れになるのは、お客様にご満足いただけませんし、逆に、食材があまってしまい次の日に回すなどすれば、どうしても食材の品質が落ちますから、その場合も次の日のお客様の満足度がきっと下がります。

 もちろん実際は、このようなしっかりした「準備」が毎日本当にできているとは言い切れませんし、お客様にご不便をおかけしている場面も多々あるとは思いますが、このような方針で毎日少しづつ努力していっています。

 私自身についていえば、生来お気楽志向で、「準備」がしっかり出来ているかというと全くそうではありませんが、ただ、先人の言葉もふまえ、少なくとも今できる出来る限りの「準備」はしておいて、それでチャンスが来たと感じれば、あとはしっかり準備済みだと開きなおって、その一瞬に集中して取り組みたいと思います。そして、それが出来れば、その瞬間に幸せを感じることが出来るのだと思っています。

以上、ありがとうございました。

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