19日(金)、日本フードサービス協会様の戦略セミナー・新年賀詞交換会の新春パネルディスカッションに、野家の安部修仁会長、ねぎしの根岸榮治社長とともにパネラーとして参加させて頂きました。司会は中田宏 外食産業総合調査研究センターチーフコンサルタント。
大変畏れ多く、そしてとてつもなく有難い勉強と経験を得る機会でした。
テーマは、「少子高齢化が進む中での、外食産業の生産性向上と働き方改革」がメイン。
弊社は、外国人従業員比率が約70%、女性やLGBTの方々が多数活躍しており、それが今回招かれた理由だと思います。
外国人雇用についての我が社の現状や考えを説明しました。留学生の就労時間制限、調理師の査証はあるが店長職の査証はないことなど。少子のみならず高齢化が進む中、放っておいても年々生産性は下がります。現状問題が多い外国人技能実習生制度など中途半端はことはやめ、移民政策を根本的に見直すべきと話しました。
また、外食業における生産性向上は、徹底したお客様満足追求からの客数増によって、そして、正確な客数予測がそれを補完し達成されるという持論を、最近訪問した変なホテルやディズニーランドの例をあげつつ述べました。単純な売価アップやコストダウンは、いずれお客様離れを招き、さらには従業員が疲弊し結果生産性の低下を招きかねません。お客様満足を追求する中での品質向上を伴う売価アップやセントラルキッチン等々の施策でなければなりません。