8月もコロナと暑さの中、元気に営業下さってありがとうございます。皆様の頑張りに感謝申し上げます。
今後の情勢ですが、なかなか予想がつきにくいですが、悲観的にも楽観的にもなりすぎず、最悪と最良両方を予想して対応していきたいと思っています。
いちばん真ん中あたりの予想として、コロナは1年半から2年近くグズグズした状態が続くと予想します。来年の初めにワクチンが出来、全体にいきわたり世の中の雰囲気が落ち着くのが再来年春あたりかと思います。
その間、今年の秋口に会社の倒産が固まって起こり、さらには多額の借金をして生き延びた会社の借金返済が1年後くらいからはじまるので、そのあたりで倒産が多発し、景気は悪化すると予想します。
さらなる将来予想として、そう遠くない将来、日本の財政が破綻し、その後10年程度、インフレと不景気のスタグフレーションの厳しい状況が続くと思います。これは今年の経営計画書の中でも記述しています。
このような中我々は何をすべきでしょうか?
いろいろと人の話を聞いて、勉強し考えてみても、経営計画書の「経営計画発表にあたって」に記述した内容をコロナ下に合わせて微修正しつつ行動していけばよいと改めて確信しています。
以下、コロナ下における修正を加えてお伝えします。経営計画書もあわせて読んでみてください。
① QSCHAを磨き上げ、まずは東京、そして日本でタイ料理NO.1(顧客満足、従業員満足)となります。NO.1であれば生き残れます。
コロナのリスク以上にスースーの店に行きたいと言っていただけるくらいの優良顧客を増やします。ワクワクしてお客様が行きたくなる店、お客様に必要な店をつくれば必ず生き残れます。
従業員さんに対しても同様です。従業員さんにとって必要な店になるために教育にもっと全力で取り組みます。会社のためだけ、本人のためだけの教育ではなく、世の中のために本気で自主独立の人財づくりに取り組みます。スースーがつぶれても人財が残れば本望と考えて取り組みます。
たとえば、不機嫌を周りに振りまく人は最悪、仕事中だけ、お客様にだけ、笑顔をつくるような人材もせこい。本気で周りに貢献しようと笑顔をつくれる人財を育成したいと思います。
② マーチャンダイジングを強化し付加価値(70%超)を高めます。付加価値が皆の給与になります。
③ 付加価値の向上に加え、客数予測の精度とオペレーション力の向上により労働生産性(人時売上5000円超)を高めます。これにより勤務時間削減を引き続き進めます。
④ セントラルキッチンを立ち上げ(いまは文化村店です)、商品の品質と美味しさを増し顧客満足度を高めることで生産性を高めます。
⑤ 冷凍食品を軸に、イートインの垣根を超え、中食内食、冷凍通販、ボランタリーチェーンという形でタイ料理を展開していきます。
⑥ 顧客満足と従業員満足のバランスを損なわずに損益分岐点を低く抑えることを常に意識します。見栄を捨てます。無駄にカッコいい店をだしません。
⑦ 売上利益よりもキャッシュを残す、金回りのよい経営に努めます。在庫は罪庫です。
⑧ 時期をずらしアメリカへ進出、外貨を稼ぎます。
⑨ 円安に対応するために輸出事業を模索します。
コロナを契機にいろいろなことが加速しています。飲食店は30%潰れると言われていますがプレーヤーが変わります。我々にもチャンスがあります。
中食内食といった物販にもチャンスがひろがりました。スースーにとって進化し飛躍するチャンス到来です。
ですが、自分のためだけ、スースーの存続のためだけに頑張るのでなく、タイ料理を通じて、世の中を明るくするために、周りに貢献するために、スースーのみんなでワクワクしながら頑張ってまいりましょう‼︎
以上